3ヶ月前に試作を依頼していた、四万十ポークを使った生ハムがやっとできあがり、私の手元に届きました。
ロース肉ブロックと骨付きまるごとモモ肉と2種類依頼していましたが、届いたのはロース肉の生ハムのみ。
どうやら、骨付きモモ肉は包丁で分割できないため、後日関係者集めて試食会を開こうと言う話しになったみたいで、残念半分・楽しみ半分と言ったところ。
さっそく、包丁で薄くスライスして食べました。ほのかに薫製の香りがして風味はハムのようですが、食感はまるで生肉のよう。こんな生ハムははじめて食べました。特においしかったのは脂身。旨味が凝縮していて口の中にいつまでも入れておきたいくらい。塩分も強くなく味も上品です。
量が多くスライスしてもなかなか減らないので、ここは思い切って贅沢に厚切りステーキで、火の通った感じも味わうことに。
単純にフライパンで表面を焼くだけ、各々厚さを替え、同じ焼き時間で、しっかり焼いたものと、中が少しレアなものと。
あー幸せ。
でも、これは幻の商品になるかも。
高知に生ハムの職人がいたらすぐにでも商品化するのに。
実は、高知県は生ハムをつくれる工房がないのです。
気候も高温多湿なので腐敗しやすいためこの手の食文化は育っていません。
今回は、自分の人脈をフル稼働して、やっと福島県でお願いできるところが見つかり、試作となったわけです。
一度、この味を知ってしまった以上、私の食欲のため、いや、高知の新たな食文化の創造のために、食肉の加工で最も難しい生ハムを地産地消で完成させたい。高知では大手のなんちゃって生ハムしか売られていません。本格的な生ハムの味を知ってもらいたい(今回はドイツ式生ハム)。
そう、強く思った夜でした。